今日は友だちの17回忌

今日は大学で仲良くしていた友だちの17回忌。彼女は20代後半で結婚し、私はカメラマンとしてその結婚式に参加。結婚してからはあまり逢えなかったけど、ある日、突然「会いたい」と一言だけ書いた葉書が手元に届く。それを読んで「会いたいなぁ」と思いつつ、連絡しないでいると、しばらくして彼女の夫から封書。???開けてびっくり。31歳という若さで肺癌で亡くなったという。

私はショックで彼女の田舎の両親の元へ飛んで行き、3人で泣いた。彼女の遺影に私の撮った写真を使ってくれたとその時聴いた。

一緒に煙草を吸ってた友だちだったから、それ以降、禁煙生活が始まる。ついでに禁酒もすると出来たから、これ幸いと始める。一度も揺り戻しは来ていない。やっぱりそれほど親しい人の死はショックだ。

国文学科の彼女は本を出すのが夢だったと聞いた。

私が11年前倒れた時、彼女とおばあちゃんが三途の川を渡るのを止めてくれたと私は信じている。現世で頑張ってくれた友だちたちと同じく感謝の対象だ。

人との出逢いは面白い。学校で仕事で活動で出逢った人たち、その他にもいろんな場面で。ふとした出逢いが自分にとって重要なものになることもある。逆に早くに縁が切れてしまうことも。人脈はその集大成。

いろんな人たちとの出逢いと別れを踏まえて、これからどんな出逢いが待っているだろう?きっと彼女はどこかで見ててくれるんだろうな。