不思議なランチ友だちRoseさん

今日、11時半頃、玄関のチャイムがピンポーンと鳴り、出るとお久しぶりのRoseさんだった。

彼女との出逢いは2年と少し前。うちの前に出してるフリーの店を見て、薔薇がモチーフの洋服を気に入り「もらってもいいですか?」とわざわざチャイムを押してくれた。

私はもちろん「どうぞ、どうぞ!」と言って「良かったら、うちの中にもたくさんあるから、見て行かれませんか?」と誘った。彼女はもう一人女性と一緒に。そして「ホントにいいんですか?」と入って来て、丁寧に3箱くらいを見てくれ、2、3枚持って帰ってくれることに。

すると何故か私が質問の標的になり「あなた何者???」
「何者って言われても…、あ、そうだ。本を書いてます。こんな…」と『トランスジェンダーフェミニズム』のフライヤーを渡した。すると「これ、あるなら買います!」と言ってくれ、在庫があったので、即売(笑)そこから関係が始まった。

彼女は時々うちの前を通ると店に目を通してくれて、たまにランチに誘われることに。しばらくして「あなた何者?」の意味が分かった。彼女はエホバの証人の熱心な信者。芦屋から大阪市北区に3年前に引っ越して来て、布教をしているのだという。

私は聖書の話は聞くけど、自分は徹底して無宗教。それ以上でも以下でもなし。でも、そのスタンスが彼女にとっては珍しく、快適みたい。

だから、今日みたいに突撃訪問。私もいれば応じる。

今日は梅田まで足を延ばし、インド料理屋バンジャーラ(http://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27000300/)でランチ。話しているといつも彼女の思考は聖書が基本。自分の信仰仲間の話や聖書に書かれていることが中心。これは私にとっては新鮮。文化人類学気分(笑

彼女は今年70歳。でも、そう見えないくらい綺麗な人。
今日は自分のいとこや友人知人が最近、次々亡くなって行くことを話していた。だから、死は身近にある、とも。けれど、本人を見ていると若々しいからそんなふうには思えない。いつまでも元気でいてくれるといいな。